工学部

先進機械システム工学科

Department of Advanced Mechanical Systems Engineering

先進機械システム工学科

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VISION デジタル技術を活かした生産技術でものづくりの課題に応える

機械工学の伝統的な学問体系を学び、最新のものづくりに必要となる設計?応用技術、新材料と加工技術、生産システム等に関する技術を修得し、デジタルテクノロジーを活用して超少子高齢化時代における持続可能な次世代スマートマニュファクチャリングシステムを構築できる機械技術者を育成します。

学科概要

学科の特徴

持続可能なものづくりを推進する次世代の生産分野で活躍できる人材の育成を目指します。

3つのポイント

  1. スマートマニュファクチャリング(IoTやセンサーテクノロジーを活用した生産プロセスのデジタル化?自動化)に関する技術を学び、効率的で柔軟な生産システムを設計?運用できる技術を身につけます。
  2. アディティブマニュファクチャリングやナノテクノロジーを含む先進的な加工技術を修得し、革新的な設計と製造について学びます。
  3. エネルギー効率の向上や環境への影響を考慮した持続可能な製造方法について学びます。

キーワード

  • ものづくりデザイン
  • 材料創製?加工プロセス
  • 超精密加工
  • スマートマニュファクチャリング

学科の学び

主な専門科目

  • アドバンスドマニュファクチャリングⅠ

    付加価値の高い機械部品を製作するために、材料の基本的性質、設計技術、製造プロセス、生産システムそして工作機械に関する広範な知識について学ぶ。特に鋳造?鍛造、溶接?接合、除去加工に至るマニュファクチャリングの根幹となる加工法を学習する。

  • センシングシステム

    ヒト、モノ、環境などの情報を計測し、処理するセンシングシステムは、多くのセンサー、データ処理装置、通信機器などから構成されている。センシングシステムの構成、単位とトレーサビリティ、不確かさ、信号の変換、データ処理について学習する。

  • デジタルモデリング

    機械の設計?製造では、設計者が要求仕様を満たす材料選定や機能設計、強度?信頼性設計に加えて、製造方法やコストを考慮した工程設計が必要となる。力学や材料の知識を応用して、設計評価のための設計計算書の作成方法を学ぶと共に、デジタルデザインツールを積極的に利用して機械部品や機械全体のモデル化、基礎設計能力を修得する。

  • スマートマニュファクチャリング

    現代の生産現場では、IoT、AI、デジタルツインなどのデジタル情報技術を活用したスマートマニファクチャリングシステムが構築されている。工作機械におけるセンシング技術手法や計測データを用いた適応制御システム、CAD/CAMシステムを用いた統合化生産システムについて学ぶ。さらに、高速?高精度加工、エネルギー効率や環境負荷を考慮したサステナブルな生産システムを実現できる技術者を目指す。

専門科目一覧

1年次 先進機械システムキャリアデザイン/機械系製図Ⅰ/機械の原理?演習/工業力学Ⅰ/電気基礎/機械系製図Ⅱ/工業力学Ⅱ
2年次 材料力学Ⅰ/機械材料Ⅰ/基礎流体力学/機械力学/アドバンスドマニュファクチャリングⅠ/プログラミング基礎/基礎熱力学/機械要素設計/アドバンスドマニュファクチャリングⅡ/制御工学/材料力学Ⅱ/制御系プログラミング/振動工学/機械材料Ⅱ
3年次 センシングシステム/デジタルモデリング/3Dシミュレーション/応用流体力学/応用熱力学/材料力学Ⅲ/先端材料/医用生体工学/機械設計演習/スマートマニュファクチャリング/ナノプロセス/熱移動工学/環境?エネルギー機械/機械制御システム/先進機械システム工学専門実験?演習A/先進機械システム工学専門実験?演習B

教員?研究室紹介

資格

  • 取得できる教育職員免許状

    高等学校教諭一種免許状(工業)※

※文部科学省に申請中。ただし、文部科学省における審査の結果、予定している教職課程の開設時期等が変更になる可能性があります。
?特に4年次には学校現場での教育実習が必修。中学校の免許状取得希望なら期間は3週間以上、高校の場合は2週間以上。中学校免許状の場合は、2年次に介護等体験の実習へ行く。

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3つのポリシー

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