?経営トップ、企画担当役員、知財担当役員など企業の戦略立案?実行を担う方
?事業企画担当者、新規事業担当者、知財活用担当者の方
?コンサルタント、弁護士、弁理士など、ビジネスに知財を活用したい方
■セミナー概要
KIT虎ノ門大学院は、今から20年前の2004年に「経営」と「知的財産」を主たるテーマとする最先端の社会人教育拠点として設立されました。そのコンセプトは20年経った今でも色褪せることはありません。近年では知財情報を経営戦略策定プロセスに取り込んで解析?活用するIPランドスケープの導入が進み、上場企業が守るべき行動規範であるコーポレートガバナンス?コードにも知的財産に関する項目が盛り込まれるなど、むしろやっと時代が本大学院に追い付いてきたという印象すらあります。
また、企業の時価総額に占める知財?無形資産の重要性は年々増しており、世界中の投資家の注目を集めています。米国市場(S&P500)においては、知財?無形資産の割合が90%に至っているという試算もあります。一方、日本市場(日経225)では、その割合は30%前後で推移しており、技術?ブランド?デザイン?コンテンツ?ソフトウェア?データ?ノウハウなど、無形資産の中核をなす知的財産権によって、さらなる成長を目指す企業の取り組みに注目が集まっています。
このような背景の下、20年に亘って最先端教育に取り組んできたKIT虎ノ門大学院の設立20周年を記念しまして、この度、特別公開セミナーを企画いたしました。まず基調講演に、上場企業では非常に珍しい、知的財産部で10年のキャリアをお持ちの古河電気工業(株)の森平英也社長を、ゲスト講師にお迎えします。
「企業活動を通じて創出された技術的、事業的な成果を明文化し知的財産権として権利化する、もしくはそれらを公開せずノウハウとして秘匿し自社の事業に活かしていくといった活動は、経営にとって大変重要な基盤です」と、森平社長は述べられています。知的財産を熟知しているお立場から自社の経営戦略や競争優位性の築き方、そして最新のトピックスについてご講演いただきます。
そして後半は、数々のビジネス書ベストセラーを生み出してきた三谷宏治教授と、IPランドスケープという概念を初めて日本に紹介した杉光一成教授も加わり、古河電工の先進的な経営戦略や人材育成の取り組みについて掘り下げるパネルディスカッションを行います。会場は東京都港区の虎ノ門キャンパスです。ご来校が難しい方は、オンライン参加も可能ですので、多くの皆様のご参加をお待ちしております。