?エンターテインメントビジネスに関わるビジネスパーソン
?地域活性化に取り組む自治体職員及び関連団体スタッフ
?SDGs/観光/著作権ビジネスに関心のある研究者やコンサルタントなど
■セミナー概要
2020年の東京五輪に向けて、訪日外国人の数が年間3000万人を超え過去最高を記録する中、観光庁のテーマ別観光による地方誘客事業に選定された「ロケツーリズム」について、国連サミットで採択された持続可能な開発目標「SDGs」に関連付けて紐解いていきます。ロケツーリズムとは、映画やドラマのロケ地を訪ねて、風景や美食を堪能し、地域の人々の“おもてなし”に触れ、その地域のファンになってもらうエンターテインメント事業であり、ロケ地を観光資源としてシティセールスを行う地方創生事業の持続的なコンテンツとして有望です。
今回のKITプロフェッショナルミーティングでは、継続的にロケツーリズムに取り組んできた一般社団法人ロケツーリズム協議会アドバイザーの田中康之氏と、映画?ドラマ?情報番組の制作者にロケ地の情報を伝えると共にロケツーリズムによる地域の活動を取材している月刊誌『ロケーションジャパン』の山田実希編集長をゲスト講師にお迎えします。ロケツーリズムがどのようにエンターテインメントビジネスとして地域活性化に寄与しており、地方創生事業として注目されているのかを、映画やテレビ番組のロケ実績を着実に増やしている千葉県いすみ市などの代表的な成功事例に基づき解説します。
各講師による講演パートでは、ロケツーリズムの取り組みが、どのようにSDGsの持続可能な街づくりに通じるのかについて、SDGsの取り組みから地域の事例紹介とステークホルダーとの協働課題について共有します。また、SDGsにおける17のテーマと196のゴールをエンターテインメントビジネスに於いて、どのようにKPI指標として評価し、達成させるのかについて、後半のリフレクションで参加者の皆様と一緒に闊達な議論を行います。
■セミナー詳細
第1部 『地方創生に向けたSDGsの考え方~理論と実践を学ぶ~』 田中 康之
第2部 『ロケツーリズムの成功事例と社会課題』 山田 実希
第3部 ~Beyond SDGsに向けたリフレクション~ 田中康之、山田実希