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橋本千賀子商標特許事務所 弁理士
KIT虎ノ門大学院 知的創造システム専攻 客員教授
橋本 千賀子
?国内外の知財業界における女性の進出や活躍について知りたい方
?女性弁理士の実情やその働き方について関心をお持ちの方
?将来的なキャリアチェンジ、国家資格の取得を検討している方など
■セミナー概要
今回のKITプロフェッショナルミーティングでは、女性の進出が目覚しい知的財産業界について国内外の事情をご紹介すると共に、第一線で活躍する弁理士の方や、当大学院の修了生の実体験をお伺いし、普段あまり知られていない、女性が知財業界で働くメリットをみなさんにお伝えいたします。
会社のお仲間、お知り合いとお誘い合わせの上、ぜひこの機会をご活用ください。
第1部
『知的財産キャリアへの扉を開こう!』 上條 由紀子 准教授
新しいテクノロジーに関する発明、映画や音楽等のコンテンツ、斬新な物品のデザインなどの「知財」は、日本にとって非常に重要なものです。また、女性にとって最新のブランド品のデザインやロゴなどの商標(トレードマーク)は身近なものでしょう。常に最先端の流行や最新のアイデアに触れることのできる「知財」に関わるお仕事は、男性のみならず、流行に敏感でアンテナの高い女性にとっても、ぴったりの仕事だと思います。
また、知財に関わる職場の具体的イメージとしては、弁理士資格を取得して特許事務所で働くということ。代理人として書類を作成し、特許庁の審査官とやり取りをするなど、個人の裁量と自分のペースで仕事ができるという点から、子育てをしながら女性が取組む仕事としても適しています。KITでの学びの事例等も含めながら様々なケースをご紹介いたします。
第2部
『女性弁理士の実情とその働き方について』 橋本 千賀子 氏
私は今年、弁理士登録25年を迎えました。長らく弁理士として過ごし、振り返ってみるとこの仕事は本当に女性に合った仕事だと感じます。
弁理士とは一般になじみのない仕事ですが、そのような仕事にめぐり合えて、ここまでたずさわって来られたことはとてもラッキーだったと思っています。また、ワークライフバランスが実現しやすく、男女の差がほとんどない分野でもあり、国内外で最近ますます女性の活躍が目立つようになっていることも事実です。
私は主に、商標?ブランド関係を専門に取り扱っていますが、特許の分野でも活躍する女性ももちろん多数おられます。
この講座では、弁理士がなぜ女性に合っているのかについて、また、弁理士として国内外で活躍する女性の生き方について、みなさんにお話ししたいと思っています。
第3部
~パネルディスカッション~
上條由紀子 准教授、橋本千賀子 客員教授、丹羽麻里子さん(修了生)、佐古めぐみさん(修了生)の4名にご登壇いただき、
女性が知財業界で働くことのメリットやご自身のワークライフバランスなども交えながら知財女子の最新事情を伺います。