
■受講対象者
?2年以上の企業又は官公庁における在職経験をお持ちの方
?日常の業務にて契約交渉業務に携わる方、あるいは交渉スキルを向上させたい方
?知的創造システム専攻への進学、科目等履修(単科生)を検討している方など
■講座紹介
交渉学は、実際の交渉事例を研究し、成功確率を上げるための理論パターンを体系化した方法論です。交渉力は、目標達成のための重要な能力であり、ビジネスの基本スキルでもあります。本講座では、研究された交渉学の基礎理論を学び、ロールシミュレーション(1対1の模擬交渉※希望により見学受講も可能)により、交渉学の基礎を実践的に学ぶことができます。
※ 模擬交渉の際の見学受講者は20名限定
■講座の流れ
?交渉学の基礎講義
?ティーチングアシスタント(TA)※によるデモ交渉と講師による解説
?TAの支援による事前準備の作戦会議
?模擬交渉の体験(1対1のケースを実施。見学受講も可能※)
?講師によるフィードバック
※ ティーチングアシスタント
交渉学を学習した修了生?科目履修生、および実務家の社会人。受講者の学習を支援する役割
【講師よりメッセージ】
本講座では、基礎理論を学び、自ら模擬交渉を体験するだけでなく、TAによる模擬交渉のデモを見ることができます。交渉学を学び、実践しているTAから学べることも多いと思いますので、ぜひ、ご参加ください。
【プロフィール】
パナソニック(株)ネットワーク事業(主任)、デバイス?生産システム事業(法務課長)、教育研究(総括参事)、教育サービス(GM)を経て、独立。大学にて、研究(専門分野:交渉学、経営法学、リスクマネジメント論、知財戦略論)と教育(担当科目:交渉学、経営法学、企業価値と知的財産、航空技術?政策?産業特論)を行うと共に、企業の交渉戦略?人材育成へのアドバイスとベンチャー企業の育成支援を行っている。東京大学大学院工学研究科非常勤講師?慶應義塾大学大学院経営管理研究科ビジネススクール非常勤講師?グローバルセキュリティ研究所客員研究員。
【講師よりメッセージ】
交渉は「合意」だけが目的ではなく、創造的な選択肢による合意形成のプロセスが重要です。その交渉手法として我々が提供するハーバードメソッドの交渉学があります。公開講座を体験されることで、交渉のロジックを体感して頂き、実務にも有用であることを確信され、そして継続学習を望まれることでしょう。
【プロフィール】
石油会社勤務を経て株式会社東京放送(TBS)に入社。テレビ営業局、事業局でコンテンツのマルチユース事業に携わり、現職に至る。主にコンテンツのライツマネジメント業務に従事。コンテンツの資産評価手法について研究を行っている。著作権法学会正会員、日本工業所有権法学会正会員、日本知財学会正会員。青山学院大学法学研究科附置ビジネスロー?センター特別研究員。慶應義塾大学グローバルセキュリティ研究所客員研究員。