?2年以上の企業又は官公庁における実務経験をお持ちの方
?調達、加工、輸送、販売等、オペレーションの業務に従事されている方、または興味ご関心をお持ちの方
?将来、KIT虎ノ門大学院へのご進学を検討されている方
■講座概要
「オペレーション」とは、モノやサービスといった「価値」を顧客に提供するための調達?製造?輸送?販売などの“活動”であり、「オペレーションズ?マネジメント」は、これらさまざまな活動の“統合管理”です。(Operationsが複数形になっていることに注意して下さい)そのためにはR&D、マーケティング、財務なども含めた活動の連携を高める必要があります。二つの活動が“こちらを立てればあちらが立たず”の関係(トレードオフ、と呼びます)になっていれば、どちらを優先するか判断したりしなければなりません。どちらも譲れないのであれば、新しいやり方(つまりイノベーション)を生み出す必要があります。
このように、オペレーションズ?マネジメントは、オペレーションの組み合わせで戦略をインプリメントする戦略の実践プロセスに他なりません。ITやロジスティクスなどの進化によりモノやサービスそのものではなく、その届け方次第で企業の業績が左右される今日。オペレーションズ?マネジメントの考え方は競争優位性の確立に寄与します。しかし、多くの日本企業はこのオペレーションズ?マネジメントの実践が決して上手ではありません。本講座では、ミニケースによる演習を通じてオペレーションズ?マネジメントの基本をお伝えします。
■講座詳細
1.アップルに見る優れたオペレーションズ?マネジメント
2.ザラとユニクロ、ザラの競争力は低コストではない
3.サプライチェーンマネジメントはもの作りの延長ではない!
4.トラスコ中山、優れたオペレーションが実現する超顧客志向
5.ニトリ、「製造販売物流」だから実現できる顧客価値