?2年以上の企業又は官公庁における実務経験をお持ちの方
?スポーツビジネスやコンテンツ産業に従事する方、または興味ご関心をお持ちの方
?将来、KIT虎ノ門大学院へのご進学を検討されている方
■講座概要
世界的な人気を誇るオリンピックやW杯、そしてプロ野球やJリーグなどスポーツビジネスは権利ビジネスともいわれ、知的財産法や契約法を中心とする法に基づいた産業構造が構築されています。私たちはスポーツをライブ観戦することもあれば、テレビやインターネットを通じて過去のアーカイブを視聴することもあります。いまこの分野は、新しい問題が次々と生じてくる時代でもあり、2020年の東京五輪に向けて挑戦しがいのある分野です。
本講座では、著作権法、商標法、不正競争防止法、民法(債権法?不法行為法)を中心に、スポーツビジネスの現場にて、どのような法が利用され、それらをいかに活用するかを、いくつかの事例を通じて、皆さんと議論しながら進めていきます。また、入場料収入や放送権収入、スポンサー収入、マーチャンダイジング収入などにおける実際の契約実務のポイント、スポーツ団体におけるガバナンス体制の問題についても、これまでにスポーツ業界で起きた事件や歴史をひも解きながら理解を深めていただきます。
■講座詳細
1.スポーツビジネスにおける法務問題
2.オリンピックやW杯、プロ野球やJリーグ等のビジネス構造
3.知的財産権の活用とその限界
4 契約実務と過去のケーススタディ
5.2020年に向けた課題と求められる人材像